子育てについて思う事…②

先日の子育てについて思う事…①の続きです。

4年生の3学期には、支援センターへ行っていた火曜日も、学校へ行くと本人が支援センターの先生に話していた様で、火曜日も学校へ。

支援センターへは、水曜日だけとなりました。

支援センターでは、次女のやりたい事に先生が付き合ってくれたり、お互い別々な事をしながら、時間を一緒に過ごしていた様です。

あ、基本支援センターへは、私は送迎のみで、私が一緒に何かをするという事は一切なかったです。

ただ1か月に1回、先生と私との面談はありましたが、私も不安に思っている事が話せて、心が軽くなりました。

 

そうこうするうち、次女が’支援センターで何して良いか分からんくなったなぁ’と、いう様な事を言い始めて…。

それまでは、今日はこの本を持って行くんだー、BTSのカード持って行くんだー、などと前日から準備をしまくっていたのに、どうしたんだろ?

と思っていると、春休みの終わり頃に、’支援センターじゃなくて、学校へ行くわ’とあっさり。

’えー!!!’

’マジっすか⁉’

母としては、この1年半近くの事を思い出し、大騒ぎして喜びたかったのですが、そこは平静を装って、’じゃ、支援センターと、学校に電話しとくね’と言いました(;'∀')

それでも、もし学校へまた行きたくない日が来たとしても、支援センターへはいつでも行けるし、大丈夫だよ、とも伝えました。

 

4年生の間は、登校時は、昇降口に先生がいない限り、会議室まで見送って、12時の下校時には会議室まで迎えに行っていたのを、本人が、’昇降口迄で良いよ’、’帰りも外で待ってて’と言って、正に実行中です。

そして、’来週からは、午後も学校に行く’とまで言い出し、今日先生に給食の再開をお願いしました。

ここ数日、色んな事が急展開で、まだびっくりしている感じです。

 

不登校になってすぐは、ナゼ?という思いを解消したくて、理由を求めていました。

そして、すぐにまた通常通りに学校へ通う様になると思っていたし、どこかで願ってました。

自分や周りの大人の経験を話せば、色んな事を分かってくれると思っていました。

でもそれらはことごとくハズれ…。

 

この1年半で感じたのは、親はただ応援するしかないらしい、という事です。

それもあれこれ手を尽くす、というよりは、本当に助けが必要になったら、必要な事だけをしっかりやって、やり過ぎない、という感じです。

…あんまり上手く表現出来ないのですが(;´・ω・)

 

次女が学校へ行き出したのが嬉しいのは当然ですが、何よりも、本人が本人なりに考えて行動している姿がとても嬉しいです。

家にずっといた時も、自分で時間を決めて勉強したり、大好きな絵を描いたりしていたし、お昼ご飯も自分でできる範囲で毎日考えて作っていたし。

それ以前に、’学校へ行かない’と決めて、譲らなかったのもすごい。

周りから色々言われるし、でも、自分が決めるまでは行かなかったし。

そして、自分が行くと決めたらちゃんと行ってます。

 

親は、それまで育てて来ているので、ついその子の限界を決めてしまいがちな気がします(そうでない方も沢山いらっしゃるとは思います)。

子どもの考えや、できる事、能力、未知です。

ウチの次女の最近の行動は、遥かに私の想像を超えていたし、全く想定外でした。

子どもは大人が考えているよりも、もっと自分なりに考えているし、良く見ています。

そんな子どもに、私たち大人(親)が、あーしろ、こーしろ、それは違う云々、余計な手出し・口出しは、かえって本人たちの’何か’の邪魔をするのかも知れません。

でも、もちろん、’これは違う’、’それはそうじゃない’、と本当に違うことに向いたら、その時は全力で止めたり、正したりは必要だと思います。

 

子育ては、子育てと言いつつ、自分が親として育つ感じですかね。

この1年半の次女との時間は、とても大変な事もありましたが、でもすごく大切な時間にもなりました。

そして、この数日は感心と感動しっぱなしです。

不登校で、他の子より勉強は遅れたし、やってない事も沢山あるし、回り道したなとも思いますが、彼女の人生の中でこの1年半は、きっと’何か’を生み出すと思います。

この先、まだまだ何がどう変化するのかは分かりませんが、心配ばかりしててもしょうがないので、とりあず今は、今この時と、子どもたちとの時間を楽しみたいと思います。

長くなりましたー。

読んで頂いた皆様、ありがとうございます(*^-^*)